Amazon Web Servicesについて、少しずつ勉強をしています。
仲間内で勉強会を開いていますが、今回の私の宿題はAWSにおける監視についてです。
AWS…にしてもサービスはたくさんあるし、
監視…にしてもたくさんの監視対象(目的)があるので、
絞って調べようかと。
今回は、AWS EC2の死活監視とEC2のパフォーマンス監視について調べます。
(その他のサービスやEC2上に載るアプリの監視は対象外とします。)
では、早速。
1.Amazon CloudWatch
AWSが提供するモニタリングサービスからいきます。
昨年末、こんな発表があったばかりです。きっと熱いサービス。
【AWS発表】 Amazon CloudWatchが基本監視機能の無料化をはじめ、アラーム機能、スケジュール機能など大幅に機能強化
まずは使ってみました。後述しますが、短間隔のモニタリング機能を有料で利用しています。
インスタンスを選択して、Monitoringタグをクリックするとこんな感じ。
ぱっとでる監視項目は少ないですね。
Avg CPU Utilizationのグラフをクリックするとこんな感じ。
概要をまとめます。
- CloudWatchが監視できるサービスは、EC2、RDS、ELB、EBS。
- 無料でモニタリングサービスを利用できる。
- Detailed Monitoring (より短い1分間隔の監視)には1インスタンス1時間あたり$0.015かかる。
- EC2の監視項目は、CPU利用率、ディスクI/O、ネットワークI/O。
- 測定でききる指標の詳細はこちらのユーザーガイドを参照してください。
- 追加のソフトウェアは不要で、AWS Management Consoleから測定結果を確認することができる。
- もちろんAPIも提供されています。
- ELBと連携することにより、柔軟なAutoScalingを提供。
- SNS(Simple Notification Service)を利用して、アラート・通知サービスを提供。
ここまで調べて、ふっ…と気づいたんですが、CloudWatchというメニューがConsoleにありました。
こちらは、監視項目に対する閾値の設定や、それに伴うSNS利用の設定、インスタンスを集約した監視画面の提供を行っています。
多くのインスタンスを監視するなら、こちらを使うのが良さそうです。
スクリーンショットはこんな感じ。
2.おわりに
だいたい雰囲気はつかめました。
本当はもう少しいろいろな外部サービスも探したいのですが、それは今後の課題ということで。
以下にまとめておきます。
Webサービス
・RightScale
・Cloudkick
監視ソフトウェア
…なんでもある。
・Hyperic HQ
・Opsview
・ZABBIX
そのうちぼちぼち調べます。
今日はここまで。
コメント
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