ツールバンク

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ソフトウェアの開発や、開発者の普段の生活で使うと便利なツールをまとめてみたものです。
Scott Hanselmanさんがリストを作っています。これに触発されました。頑張ってカテゴリー分けしようと思ってますが、うまくいくかどうかは不明です。継続的に進化するリストのつもり。

1. 開発ツールバンク

IDEとエディター

  • Visual Studio – .NET開発の必需品。基本はこれがあれば、なんでもできる。Expressというエディションが無料。
  • WebMatrix – Visual Studioより簡易に使える、Webサイト構築ツール。
  • WebStorm – JavaScript用のIDE。
  • Mery – シンプルな機能のエディタ。高機能エディタは使うのが大変。今はNotePadしか使ってないという人が次のステップに上がるときに最適だと思う。
  • Sublime Text 2 – 高機能エディタ。
  • ez-HTML – 高機能なHTML専用エディター。自動インデント、入力補完、プレビュー、構文検証、エクスプローラーなど一通り備えている。「IDEは重過ぎる、でも、エディターじゃ作業効率が悪い!」そんなときに使えるちょうど良いエディター。
  • Cloud 9 – ブラウザー型IDE。HTML5, Javascript, and Node.jsなどの言語がターゲットだけど、けっこうなんでもいけるみたい。
  • CSSエディターは、10 Professional Free CSS Editorsとか、CSSエディタにはどれが最適か?とかが参考になる。
  • Intype – 高機能エディタ。有償。僕はSublimeよりこっち派。日本語もうまく入力できる。

Visual Studioの拡張機能

  • ReSharper – 単体テスト、リファクタリングなどが特に便利なコーディング支援ツール。
  • AWS Toolkit for Visual Studio – AWSインフラへアクセスるためのコンソールや、ElasticBeansTalkの配置を支援するツールなどを梱包。
  • Git Source Control Provider – GitをVisual Studioで利用可能にするためのツール。TortoiseGitなどのクライアントツールとの連携を提供する。
  • PowerCommands for Visual Studio 2010 – ソリューションエクスプローラーから物理ファイルへのアクセスを簡単にできるようにしたり(Open Containing Folder)、C#のusing句の整理をしたり、ファイル保存時にフォーマットをかけてくれたり、いろいろな便利なコマンドがある。
  • Productivity Power Tools – 特にSolutionへの操作を充実させてくれるツール。Solution Navigatorを利用することで、ファイルを展開しなくても、クラス構造、メソッドの一覧が把握できる。あとTab拡張が便利。通常は画面上にあるタ ブを、画面左に置いたりもできる、色づけなども。

.NETの便利なライブラリー

  • AutoMapper – 規約ベースのオブジェクト-オブジェクトマッパー。
  • moq – 単体テスト用モックライブラリー。
  • DotNetZip – ファイルアーカイブを行うライブラリー。
  • Soma – 軽量O/Rマッパー。F#で書かれている。
  • ClosedXML – OpenXMLのラッパー。サーバ側でExcelが作れる。
  • EPPPlus – 上に同じく、OpenXMLのラッパー。サーバ側でExcelが作れる。

テスト

  • MsTest – Visual Studio標準でついてくる単体テストフレームワーク。私は普段はこれを使ってます。Visual Studioを使っていればインストール不要。
  • NUnit – xUnit系の.NET対応単体テストフレームワーク
  • QUnit – JavaScript用の単体テストフレームワーク。jQueryの開発で利用されている。ReSharperもサポートしています。
  • NCover – コードカバレッジ計測ツール。数字を出すだけでなく、コード上に単体テストがカバーしている行を色づけして表示してくれる(NCoverExplorer)。
  • LoadRunner – 負荷テストツール。エンタープライズ用。
  • SilkPerformer – 負荷テストツール。エンタープライズ用。ライセンス体系が柔軟。
  • Selenium – Webアプリケーションの自動UIテストツール。
  • Quick Test Professional – 自動UIテストツール。
  • TestLink – テスト管理ツール。癖はあるけど、テスト管理のオープンソースのツールってこれ以外見たことがない。

UI

  • 99lime – CSSフレームワーク。シンプルで使いやすい。
  • Twitter Bootstrap – CSSフレームワーク。画面上の固定バーが特徴的。

CI

  • Jenkins – CIサーバー。旧称Hudoson。
  • Team Foundation Server – アプリケーションのライフサイクル全体を統合的に管理できるツール。CIより一歩先を行っている。
  • psake – 「さけ」と呼ぶ。PowerShellで記述できるビルドツール。PowerShellでできることはなんでもできるので、使いやすい。

ソースコードマネージメント

  • Subversion – 集中型バージョン管理システム。
  • Tortoise SVN – Subversionクライアント。Windowsのシェルに統合されるため、使いやすい。
  • RapidSVN – Subversionクライアント。
  • AnkhSVN – Visual StudioのSubversionクライアント。
  • Git – 分散型バージョン管理システム。
  • Tortoise Git – Gitクライアント。Tortoise SVNのような使い心地。
  • GitHub – Gitのソースコードホスティング環境。
  • CodePlex – Microsoftが提供するソースコードホスティング環境。
  • Bitbucket – GitとMercurialが使える。無料でもプライベートリポジトリーが作れる。

PaaS

  • Windows Azure – コンピューティングサービスがある。進化の速度は遅いけど、着実に充実してきている印象。
  • AWS Elastic Beans Talk – AWSのPaaS。さまざまなサービスの自動プロビジョニングを行う。このサービス自体は無料。(このサービスによって利用されるEC2とかが課金される。)最近、.NETに対応して、Visual Studioからの操作も可能になった。詳しくはこちら
  • Heroku – Gitを使ってデプロイする。各種サービスはアドオンという名称で提供されている。
  • AppHarbor – Herokuの.NET版。

クラウド管理

  • RightScale – さまざまなクラウドを連携・管理できる。なんというか、PaaSとIaaSの間をうめてくれるようなサービス。最近、Azureへの対応もきまった。
  • Cloudworks – AWSの管理コンソールなどで管理できないかゆいとこに手が届くサービス。たとえばEBSのリージョン間コピーなど。UIが素敵で使いやすい。

プロジェクト管理・タスク管理

  • Redmine – チケットという単位でタスク管理や、プロジェクト管理を行う。アドオンが充実していてる。
  • Pivotal Tracker – スクラムのためのプロジェクト管理ツール。SaaS型。
  • TASKMAN – タスク管理ツール。SaaS型。ツリー構造でタスクを管理する。シンプルで分かりやすい。
  • Backlog – ソフトウェア開発だけでなく色々な職種の人にチケット駆動の仕事を提供することを目的としたツール。SaaS型。ポップな感じで、親しみやすい。

メトリクス計測

コミュニケーション

  • Skype – 電話や、メッセンジャーサービス。グループチャットが特に便利。
  • ChatWork – ビジネスチャットツール。SkypeのメッセンジャーサービスのSaaS版のイメージ。Web上に会話履歴とか残せるので便利。
  • youRoom – マイクロブログサービス。SaaS型。
  • Confulence – EnterpriseWiki。きめ細やかなアクセス権限設定などが特徴。

資料つくり

  • Visio – 業務フローの作成やER図作成にはExcelじゃなくてVisioを使いたいところ。
  • Visio Forward Engineering Addin – ER図からデータベース構築スクリプトを作成するアドイン。
  • Cacoo – 図を作成できるサービス。複数人で協調して作業できるのが特徴。
  • blockdiag – ブロック図生成ツール。設定ファイル(テキスト)に基づき、図を自動生成する。ネットワーク図なども書ける。

アイデア出し

  • FreeMind – マインドマップもどきがかけるツール。軽く、キーバインドも変更可能なので使いやすい。エディターでアイデア出しするより、効率的に構造化できる。
  • ポスト・イットの強粘着 – KPTのときやメンバーでブレストするときなどに壁に貼って使う付箋。強粘着だからはがれない!

OSの機能を補足

  • Remote Deskop Connection Manager – 複数のリモートデスクトップを管理できます。
  • BUFFALO RAMDISK ユーティリティ – メモリーの一部をRAMディスクとして扱えるツール。バッファローってこともあって、インストールも、設定も簡単。
  • WinCDEmu – かなり軽量なISOマウントツール。Win7 x64でも動作します。
  • Windows Virtual PC – WIn7上でXPを稼働させられる。特にXPモードでIE6が稼働させられるのは便利。
  • DisplayLink – USBケーブルを使って、ディスプレイの増設ができるようにするツール。iPad版のアプリもあり無線でiPadをサブディスプレイにすることもできる。

未分類

  • PowerShell
  • Process Explorer
  • Wireshark – パケットキャプチャリングツール。障害分析とかに使うと便利。
  • Microsoft Message Analyzer – マイクロソフト社製のパケットキャプチャリングツール。まだベータ版。NetMonの後継らしい。
  • SQL Server Reporting Services – SQL Serverに付属する帳票基盤。帳票作成から管理、公開まで一通りサポートしてる。
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