Git with Visual Studio 2010

0.前置き

前回に引き続き、構成管理のねた。
初めてのGit。初めてのGit with Visual Studio。
手探りで、記事を書きながら、勉強します。
書き終えれるのか、Gitの最初の壁を越えれるのかが心配です…

内容としては、Gitのインストール、Visual StudioのGit用アドインのインストール、そして、ちょっとだけGitを触るで行きます。
作業メモを兼ねています。

注意:
アドインを使うので、以降の作業ではVisual Studioの有償版を利用する必要があります。

1. Gitのインストール

最初にGitをインストールします。
Gitのインストール方法は、結城さんの記事を参考にしました。
Gitの基礎練習
最初に、msysgit(Git for Windows) のインストーラーをダウンロードします。
「Downloads」から、Git-1.7.4-preview20110204.exe を選びました。
インストール先は、とりあえず、「C:\Git」です。

Use Git Bash only.を選び、

Gitのインストールその1

Checkout Windows-style, commit Unix style line endings.を選びました。

Gitのインストールその2

2. Git Source Control Providerのインストール

Visual StudioのGit用アドイン「Git Source Control Provider」をインストールします。
いまいちこのツールがどんな役割をするのかを理解できていません、今は。

Visual Studio 2010を立ち上げ、「ツール」-「拡張機能マネージャー」を開きます。

拡張機能マネージャー

拡張機能マネージャーを開いたら、オンラインギャラリーでGit Source Control Providerを検索します。
見つけたら、ダウンロードして、インストールします。

Git Source Control Provider

インストール後に、Visual Studioの再起動を要求されますので、指示に従い再起動すれば、インストール完了です。

Visual StudioでGit Source Control Providerを利用するために、ソース管理プラグインの変更をします。
Visual Studioって同時に複数の構成管理用のプラグインを利用できないのって不便ですよね。

「ツール」-「オプション」-「Source Control」-「プラグインの選択」を開きます。
現在のソース管理プラグインを「Git Source Control Provider」に変更。

ソース管理プラグインを変更

つづいて、さらに先ほどインストールしたmsysgitをこのツールと関連付け(?)します。

Git Bashへのパスを指定

これでVisual Studio側も準備完了です。

3.Visual StudioをからGitを使ってみる

Visual Studio上で新しいソリューションを作成します。
今回は「GitSample」という名前で作りました。
ソリューションを右クリックすると、「Git」というメニューが増えています。
さらに展開すると、「Initialize New Repository」という怪しいメニューが…
これをクリックします。

Initialise New Repository


クリックするといかにもっていう感じの「+」マークがつきました。
(たぶん、git initに相当することをしたのでしょう。)
さて、Git Bashをここで立ち上げます。

Git Bashを起動

そうなんです。私もここまできて気づきました。Git Source Control ProviderはAnkhSVNみたいな動きはしないんです。
あくまでWindows上で利用している他のGitクライアントを呼び出すだけなのです。
Git Bashしかない現状は…下のとおり。
せっかくプラグインをいれたのに、コマンドプロンプトの作業が発生してしまいます。
つまり。どうせならTortoise Gitとかいれて、Tortoise GitのメニューをGit Source Control Providerで利用できるようにしたら良かったのです。
(なお、Git Source Control Provider+Tortoise Gitのスクリーンショットはこちらにありました。)
ここまできてやっと意味がわかりました。

まぁ、続きをやりましょう。

git add して、git commitしてみる。

git add

git commit

そうすると…ソリューションの各ファイルには鍵マークがついて、構成管理されていますって感じになりました。

鍵マーク

ファイルの内容を変更すると、赤いチェックマークに変化。

赤いチェックマーク

とりあえずは…ここまでにしましょう。

4.おわりに

初めてGitを触ってみました。
Subversion+AnkhSVNの気分で触ってたら、訳が分からなくなりました笑
Git Source Control Providerはどうやら、Windows上にインストールしたGitクライアントをVisual Studioからも呼び出すっていう
役割みたいです。今回はmsysgitを使いましたが、この場合は、Git BashをほんのちょっとシームレスにVisual Studio上で使えます。
ん~。

とはいえ、Gitに触れたってのが今日の大きな収穫です。
徐々になれていこうと思います。

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