今年ちょっとカスタマイズして作ったふりかえりの方法(2021年)

 このポストはふりかえり Advent Calendar 2021の13日目の投稿です。12日めの昨日はくろさんのポストでした。

 2021年は社内でふりかえりをテーマにした勉強会を開催をしたり、さまざまな場でふりかえりをおこなったり、自分にとってはふりかえりが大事な活動の一つだった一年でした。あまりにもクドクドやっていたので良い意味で他の同僚にも伝染したような気がします^^。

 さまざまな場でふりかえりをした結果、場や目的に応じたふりかえりのツール(フレームワーク)を用意する機会が多々ありました。2021年最後に今年編み出した(大げさ)ふりかえりのツールをまとめておきたいと思います。ふりかえりは自由にやったら良いのだ!ということがお伝えできたら嬉しいです。

その1.それっぽい画像を背景にしてふりかえりする

 引き続きリモートワークが主たる舞台だった2021年は、オンラインホワイトボード(私の場合はMiro)を活用したふりかえりの場がおおかったです。 Miroは無限の領域に付箋を貼りながら相互コミュニケーションを取ることができます。これを活用して、Miro上に背景として「それっぽい画像」を配置して、その上でふりかえりを行います。「それっぽい画像」が何なのか?は難しいですが、なにか意味がありそうな、閃きがおきそうな画像が良いですね。例えば、

猫がなにかしている画像とか…。

Free picture (The cat and the cat) from https://torange.biz/cat-cat-43000

ジムで筋トレしている画像とか…。

 この画像の中で好きな場所を選び、自分がインスピレーションを受けたことをもとにふりかえりを行います。筋トレの画像を見ていたら…(真ん中の白いTシャツの人のところに付箋を貼り)「今回はふんばって難しい機能を作りきった!」とか、(後ろの人に付箋を貼り)「みんな頑張っているけど、やる気が出なかったなぁ。傍観者だった。」とか。「まじめなことを書く(?)と、熱気球というふりかえりの、応用パターンなような気がします。

その2.強化型KPT

 KPTを強化したフレームワークを作ったことがありました。名付けて強化型KPT。KPTはKeep-Problem-Tryのフレームワークで、ふりかえりとしては王道です。KPTでは、Keep、良いから続けたいこと。Problem、問題があること。Try、次のイテレーションで挑戦してみたいこと、をふりかります。強化型では、これに、A:Action、具体的に実施する行動、D:Drop、やめることを追加します。特にDropがおすすめです。

 ちょうど、このふりかえりを実施する前に、DAKIっていうフレームワークを知ったことや、

コンマリさんのお片付けの本を読んだことが影響を受けているような。

「やめることから始めよう」まで大胆にはいけていませんが、盤上にDropがあるだけでも思考がそちらへ誘導されるのが良いですね。

その3.リーンコーヒー

 最後はリーンコーヒーです。リーンコーヒーはダイアログの方式の一つです。下記の説明が良さそう。

ふりかえりをしているときに「なんとなくみんな話しきれてない??」って気づいたときに、リーンコーヒーを使ってみました。リーンコーヒーの特性上、ファシリテーション担当にも事前に話の流れを読むことはできませんが、その場に任せて自由に、真に優先順位が高い話ができる方式だと思います。ただ毎回使うっていうもちょっと違う気がします。たまにリーンコーヒーを使って自由にお話するっていう使い方がしっくりきます。  

おわりに

 「どういう方法でふりかえりをしようか?」、「ふりかえりがマンネリ化してるなぁ」と悩んでいる方の参考になれば幸いです。さて、アドベントカレンダーも書きましたので、そろそろ自分自身の一年のふりかえりをする時期ですね。

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