0. 前置き
3×3ラボにて、「エミー&ゼニーの世界を体験しよう!-人を幸せにするおカネを感じるワークショップ-」というお金に関するワークショップに参加してきました。個人的に学びが多いワークショップだったため、参加記録というか、感じたことを残しておきます。
1. やったこと
日時・場所 | 2017/03/15 18:30~22:00 @3×3 lab Future |
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テーマ | エミー&ゼニーの世界を体験しよう!-人を幸せにするおカネを感じるワークショップ- |
参加者 | 40名程度 |
形式 | 1チーム6~7名のグループワーク方式 |
URL | http://www.ecozzeria.jp/events/special/emyzeny.html |
ワークショップのテーマ
上記記載のURLリンク先が詳しいですが、テーマは「お金(ゼニー)」と「感謝・被感謝(エミー)」です。グループワークにて、各チームは商店街の商店を切り盛りする役になるわけですが、経済として「ゼニー」、もしくは、「エミー」どちらかが流通する世界を作るわけです。参加者は流通するものによって商店街がどう変化するを体験します。ちなみに「ゼニー」が流通するとは、僕らの普段の生活と全く同じです(ものをお金で買う)。「エミー」が流通するとは、お金ではなく、感謝:「ありがとうの気持ち」によって成り立つ世界観になります。
2. 学んだこと(気付いたこと)
2つありました。
1つめは、「ゼニー」と「エミー」の価値の見え方の違い。「ゼニー」(ようはお金)は偉大です。ワークショップでは仮想的な通貨の単位を使って取引するのですが、あっという間に商店街でのその価値は共通認識となりました。「XXはYYゼニー程度かな。品薄だからちょっと高めに。」など。改めて気づいた貨幣のすごさです。いっぽう「エミー」(「ありがとう」という感謝の気持ち)は、バリエーションが豊か。相手がどうしたら喜んでくれるかに注目するため、コミュニケーションする相手ごとにもちろん価値は違うし、状況によっても異なります。「エミー」を正しく理解する(利用する)には、「ゼニー」と比べてコミュニケーションがより重要になってくる。
2つめ、普段の生活での「エミー」。「エミー」は、意識してみると、普段の生活でもそれなりに流通(?)していますよね。思いついたものを書いてみます。
- バスの乗車 : 運賃(ゼニー)+バスを降りるときの「ありがとう」(エミー)
- 地場の商店街での買い物 : 商品のお代(ゼニー)+お店の人との雑談(エミー)
- Amazonでの買い物 : 全部ゼニー
- 娘とのやりとり : 全部エミー(娘のエミー量は半端ない)
エミーはどれだけ使って(もらって)いるのかはお金のようには分からないですが、いろいろな場面で現れていますよ(7つの習慣に出てくる「信頼口座(残高)」的なところに貯められているんですかね)。このワークショップを通して普段の生活の「エミー」に気づくことができました。私からも、もう少し流通させてみようかなーと思いました。お金だけのやりとりよりか、ひょっとしたら何かが変わるかもしれないです。
3. 最後に
普段よく参加するIT系の勉強会と違い、参加されている方の職種(金融関連の人が多い)も様々で、純粋な会話も、意見交換も楽しかったです。組んだチームも良いメンバーに恵まれ、ワークショップの内容的にもメンバー的にもとても充実したワークショップでした。最後に!我が商店が開発した作品を掲載して終わりにしようかと思います。まだこれからも全国各地で開催されていくようなのでぜひ参加してみてください。
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