0. 概要
Scrum Allianceが主催する「認定スクラムマスター研修」を、名古屋にて8月23~25日の3日間で受講してきました。参加者は30名ほどで、東京から出張で来ている方が多かったです。いまだに「受講する」といった表現が正しいかは………謎です。
学んだことの振り返りとして、YWTのフレームワークを使ってみようと思います(Y:やったこと、W:分かったこと、T:次にやること)。
1. Y:やったこと
最初に「やったこと」です。この研修は、個人でかなり捉え方が違うと思いますので、私が感じた「やったこと」になります。
- チームが納得して選択ができる方法を考える。
- チームでの議論を活性化する方法(アイデアが出てくる方法)を考える。
- チームの合意形成方法を考える。
- 上記の活動を通して、チームのメンバーとして最適な動きは何かを考える。
- 上記の活動を通して、スクラムマスターとして最適な動きは何かを考える。
- そのほか、スクラムの基礎。
2. W:分かったこと
この研修を通して分かったことを箇条書きで書きます。
- スクラムに必要とされていることは社会人に必要なスキルの徹底化だということ。
- 自分たちが行おうとしていることが、透明で、目的との差分が明らかで、それを縮めようとしているか。
- 目的と手段を混同するな、など。なんだか新人研修を思い出す感じ。でもそれを徹底することがスクラムなんだなと。(現実は大勢が許容できる(さぼれる)妥協をたくさん行ってますよね)
- 仕事のための12の基礎力を読み直してみようかなぁ。
- スクラムマスター(だけじゃないけど)は、チーム全体を意識しなくてはならない。森を見て、木を見る感じ。
- チームの状態、個人の状態をおさえること
- 議論の流れをおさえること、などなど
- スクラムマスター(だけじゃないけど)は、常に目的が明確に捉えていなくてはならない。
- 手段に落ちちゃダメ
- 目的と手段を混ぜちゃダメ
- スクラムマスターは、たくさんの「やり方」を知っていると良い。
- 大きな枠組みだと、組織論や心理学など。
- 細かいところだろ、打ち合わせ時に有用な小技など
- もちろん「やり方」の目的を押さえておくことは重要
- そもそも「スクラム」自体が「やり方」だということをおさえるべし。ウォーターフォールの目的とは…
3. T:次にやること
やったこと、分かったことを踏まえて、次に何をやるかを洗い出してみます。
- 会社にフィードバックをして学んだことの定着化をはかる
- まずは社内勉強会形式のフィードバック
- 受託開発での取り入れ方の研究
- 周りの人にフィードバックをして分かりやすい説明ができるようにする
- お客さんを含めたいろいろな人へ学んだことを伝えること
- 「やり方」の収集、収集手段の確立
- TEDまわりから良い考え方、手法を収集してみる
- 自分が取り組んでいない領域(組織論、心理学、など)も少し手を伸ばしてみる
- (試験を受けれたら)試験に受かる。
4. 最後に
振り返ってみたけど、なんだか物足りない感じがすごくします。やはりスクラムやってなんぼですね。嫌われちゃうかもしれないけど、なるべく目的を追求することを頑張ろう。
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