「はてしない物語」はミヒャエル・エンデ著作の児童向けのファンタジーです。

はてしない物語 (エンデの傑作ファンタジー)
バスチアンはあかがね色の本を読んでいた――ファンタージエン国は正体不明の〈虚無〉におかされ滅亡寸前。その国を救うには、人間界から子どもを連れてくるほかない。その子はあかがね色の本を読んでいる10歳の少年――ぼくのことだ! 叫んだとたんバスチアンは本の中にすいこまれ、この国の滅亡と再生を体験する。
「ネバーエンディング・ストーリー」という名前のほうが有名かもしれませんね。1980年代に映画化された犬のドラゴン(ファルコン)が出てくるアレです。わたしが子供の頃(小学生低学年くらい?)好きだった映画が、このネバーエンディング・ストーリーと、バック・トゥ・ザ・フューチャーでした。今年の中盤くらいにTwitterで「はてしない物語」は単行本で読むべき!というTweetが流れてきて、なんでだろう?と思い、購入して読み始めました。
箱に入っており、装丁されていて、赤い布表紙の本です。表紙には蛇がお互い尻尾を食べている印がついています。紙面は2色刷り。ネタバレになってっしまうので、どうしてこれが重要であるかは書けないですが、この単行本で読み進めると読んでいる自分がどっぷりと物語に浸かり込めるギミックが込められています。サイコーです。「モンデンキント!」と声を出したくなります。

3000円ほどするので児童書の1冊の値段としてはやや高いですが、わたしも楽しめるし小学校中学年くらいになったらきっと子どもたちも楽しめると思うので、とてもお得です。引き続き出版され続けるといいですが、気になる人は早めに蔵書しておくのがおすすめです。
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