認定スクラムプロダクトオーナーの研修を受けました

アギレルゴ社が主催するScrum Allienceの認定スクラムプロダクトオーナー研修を受けてきました。講師はJames Coplienさんです。

アギレルゴ アジャイル・スクラム研修 - jp.agilergo.com -
アギレルゴ 認定 研修 スクラム アジャイル スクラムマスター CSM プロダクトオーナー CSPO

Copさんは日本語の書籍では組織パターンを書いている方でよく知られています。

組織パターン: チームの成長によりアジャイルソフトウェア開発の変革を促す
アジャイル開発における組織の在り方の指針を網羅! 本書は、ソフトウェアを開発する上で「人間」とその「組織」に着目し、ソフトウェアを開発する際にどのような組織であるべきなのかを、実際の観察に基づいて書いている本です。同時に、広く使われるように...

あとはみんな(?)が心待ちにしているA Scrum bookの著者でもありますね。

A Scrum Book: The Spirit of the Game
A Scrum Book: The Spirit of the Game

研修の概要

完全リモートの研修でした。ZoomとMuralとDiscordを活用した形です。講師のCopさんもたぶんご自宅からの参加です。一日4時間の講義を4日間聴講する研修です。プレゼンテーションによる説明がメインで、ワークショップが少し、質疑は濃いめという進め方でした。特に質疑に時間をかけてくれることが印象的でした。わたしも数回質問させてもらいましたが、1聞いたら10教えてくれるという丁寧さ。講義の内容はもとより、自分の現場で抱えている疑問をそのまま持ち込むと良さそうと感じましたね。

覚えたこと

研修は16時間あるので内容はたくさんあるのですが、わたしが特に刷り込まれたのは、プロダクトオーナーの振る舞い方です。プロダクトオーナーの仕事は、作りたいものをスクラムチームのみなさんの脳みそに刻み込むこと。そしてそのためにミニCEOとしてあらゆる手段とステークホルダーを集めて準備を密度濃くすること。これに尽きます。個人的にはすごくキリが晴れた感じがしました。これまではプロダクトバックログアイテムをどうわかりやすく表現するか、その表現方法はなんだろうな。。。と悩むことが多かったんですが方向性が違ってました。。。あまりにしっくりきたので、研修の翌日にPO向けのちょっとした社内研修があったのですが、↑↑これをくどくどと説明してました。

研究が必要なこと

Copさんの研修ではTOYOTAや製造業に関連する考え方がたくさん出てきました。積読しているものが多く、個人的にも脇が甘いゾーン。例えば、、、

  • 主査
  • 5ゲン主義
    • 研修で学んだベスト2がこれ
  • むり・むら・むらなどのLeanに関すること
  • Swarming、あんどん、1個流しなどのTOCっぽい話

だいたい読まなくてはいけないと思っている本はこちらあたり。

5ゲン主義入門
5ゲン主義入門

5ゲン主義はAmazonになかったら日科技連出版社から取り寄せることが可能。

トヨタのカタ 驚異の業績を支える思考と行動のルーティン
トヨタ生産システムは、その多くが「ルーティン」によって支えられている。ワールドカップ・ラグビーで一躍脚光を浴びた五郎丸選手の独特なポーズを伴う「ルーティン」同様、 トヨタを理解するにはその「ルーティン」を理解するしかない。 本書は、トヨタの...

あとは5SとかLeanの本を。それとThe Goalを久しぶりに読んでみたくなりました。

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