「GitLabに学ぶ 世界最先端のリモート組織のつくりかた」を読んでいる #drc58

デッドライン読書会第58回です。今回の課題図書は「GitLabに学ぶ 世界最先端のリモート組織のつくりかた」です。相変わらず読書のペースが悪くまだ途中…。読み方を改めないと積読が積もっていくなぁ。それでも途中までは読んだので記録の投稿をしておきます。

本の内容

課題図書

「GitLabに学ぶ 世界最先端のリモート組織のつくりかた 」です。GitLab社が公開する「GitLab Handbook」を題材にフルリモートワーク組織からの学びを探求していくことがテーマです。今回は電子書籍で読んでいます。

https://amzn.to/45J0kIv

目次

本書は以下の構成となってます。これを見たら現在だいたい3分の2でした。。。もうちょい

第1部 リモート組織のメリットを読み解く
 第1章 世界最大のリモート組織「GitLab」
 第2章 リモート組織によって得られるメリット

第2部 世界最先端のリモート組織へ移行するためのプロセス
 第3章 リモート組織を構築するためのプロセス
 第4章 リモートワークで発生する問題と対策

第3部 GitLabが実践するリモート組織を活性化させるカルチャー醸成法
 第5章 カルチャーはバリューによって醸成される
 第6章 コミュニケーションのルール

第4部 GitLabが成果を出すために実践している人事制度や業務ルール
 第9章 個人のパフォーマンスを引き出す
 第10章 GitLab Valueに基づいた人事制度

感想など

デブサミ2022

本書の元ネタ(きっかけ)はDeveloper Summit 2022のセッションだったようです。セッションのスライドが公開されていましたので、ちょっとかじってみたい方には以下もおすすめします。

GitLabで学んだ最高の働き方 Developers Summit 2022-02-18

リモート組織構築のための移行プロセス

3章で「リモート組織構築のための移行プロセス」として8つのプロセスを紹介しており興味深かったので引用します。

①リモート組織に関する認識を改め明示する

②リモート責任者を任命する

③ハンドブックを制定する

④コミュニケーションガイドラインを明示する

⑤ツールの種類を最低限に抑える

⑥経営陣のデフォルトをリモートにする

⑦リモート作業環境を整備する

⑧インフォーマルコミュニケーションを設計する

P.60

いずれも首肯するばかりですが、現場の自分としても、③「ハンドブックを制定する」、④「コミュニケーションガイドラインを明示する」、⑤「ツールの種類を最低限に抑える」、⑧「インフォーマルコミュニケーションを設計する」については今以上に工夫をしていきたいなと感じた項目です。⑤と⑧はピックアップしてコメントします。

⑤「ツールの種類を最低限に抑える」

システム開発の仕事をしているとツールは妙に増えるか、もしくは妙にExcelばかりになるか、といった環境に遭遇しがちです。よくありそうシーンが;ソースコード管理はGitHub、内部向けの課題管理はJira、外部向け課題管理はBacklog、リスク管理・変更管理はExcel、ちょっとしたメモはOneNote、議事録はWord、テストケースはExcel、ファイル管理はSharepoint、ストック情報はSharepointサイト、社内コミュニケーションはSlack、社外はメール、、、ありそう。特にメモや議事録、ストック情報がばらばらになっているとどこに何があるのか玄人しか分からなくなりがちです。私も社会人になってからずっと経験しています。いい加減に正解にたどり着きたい…Notionとか使えばよいのかしら。。。(そしてまた統一されないツールが増える、、、)

⑧「インフォーマルコミュニケーションを設計する」

仕事とは関係のない「インフォーマルコミュニケーション」をどれだけ取れているかはチーム・組織にとってとても重要なことだと思います。自分がチームの一員である気持ちにもなれますし(帰属意識っていうよりも仲間意識?)、ヘルプシーキングのベースにもなります。ただリモートワークが前提の環境だと、意識的に設計してインフォーマルコミュニケーションを取れるようにする必要があり、そこが難しく工夫のしがいがあるところ。気を抜いているとつい仕事(フォーマル)ばかり重要視してしまいます。1on1、リモート飲み会、直接あって働く機会、懇親会、合宿をする機会なんてのを計画的に考えないといけないですね。

後半はこのあと読みます

最後の方で「個人のパフォーマンスを引き出す」っていう章があるようです。育成・教育・成長てきな話ですかね?リモートワーク化でどうお互いの成長を引き出すかも大きなテーマだと思ってます。楽しみに読みたいと思います。

次は?

「システム設計の面接」です!

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