2回目の育児休業を取得中です(子育てエンジニア Advent Calendar 2019)

今年ももう12月ですね。アドベントカレンダーの季節になりました。この投稿は子育てエンジニア Advent Calendar 2019の2日目です。1日目は小田中育生さんの「子育て世代の成長戦略」でした。

10月31日に二人目の子供を授かり、10月半ばより育児に伴う休暇中です。年内は有給休暇などを利用し、20年1月から6月までは育児休業を利用する予定です。私にとって長女に続いて2回目の育児休業になります。1回目を思い出しつつ、今回の2回めの育休でいまのところ何が良かったのかを書き留めたいと思います。結果的に状況が似たエンジニアパパの参考になると嬉しいなと思っています。

1回めの育休の振り返り

1回めの育休は2016年1〜4月にいただきました。一人目の子で、生後3ヶ月〜6ヶ月(終わりの時期は、離乳食がスタートするくらい)でした。育休期間だけでなく、その前後も思い出して振り返ると、良かったこととしては、

  • 早めに育休取得の意思表明をしたため、スムーズに育休に突入できた。
  • 子供との時間をたっぷり取れた。
  • 家事全般の苦手意識がなくなった。

がありました。直したかったことは、育児休業中に効果的に働いていくところ(1回目は週1日程度働いていました。現在はこういった方法はNGとなっているようです。育児休業中の就労について)、自己研鑽など自分のことをどうするか、などでした。

2回めの育休で良かったこと(いまのところ)

もともとは次女の面倒と妻のサポートが目的とするところでした。今回は里帰りせずに出産することもあり、出産予定日の2週間ほど前から準備しつつお休みをスタート。それを通して一番大変だと気づいたのは、4歳となる長女の面倒でした。いま長女は幼稚園の年少組。朝8時半に家を出て、おむかえは14時。ちょうど出産にあわせるかのうように風邪をひいてしまったりして、体調が悪い中長女と向き合う時間がたくさーーーんとれました。普段は平日の夜と休日しか相手ができないので、平日の昼に一緒に過ごすことの大変さがよく分かりました。奥さん改めてありがとう。

平日の昼に子供とやることといったら、遊び相手や、家でのお勉強相手です。休日にたまにやる分にはイベント的にやっているので、飽きずにやってますが、これが毎日だとなかなか大変。自分の習慣とするのにも時間がかかりそうです。気づかないうちに今日のプリントをすっぽかしたり…。遊びも、「休日のお出かけ遊び」と違い、近くの公園や河川敷での遊び。自然とほかのお子さん(と、親御さん)との交流も増えてきました。

長い時間を子供と過ごすため、本当によく子供(長女)のことを見るようになりました。そうなると…だんだんあれもこれも叱りたくなってきます^^;4歳ってそいうお年頃なんだなぁ。やりたいことが爆発してて、やっては失敗する、それとも、やりたくないことはとことんやらない。普段奥さんはこれと葛藤しているんだなぁと気づかされました。

時間(と、日にち)はたくさんあるものなので、ものは試しにと「やってみさせ、物事を起こせてみさせ(失敗させて)、そうなったら自分がどう感じるか気づかせ、じゃあ次はどうするのか話させ、できたらほめて」を毎日繰り返しています(山本五十六的なことをたいそうに書いていますが、題材は例えば「朝の準備が遅い」といったお話です)。これが2回めの育休に入って一番良かったことです。こんなにじっくり叱れることってなかなかないなぁと感じています。

改めて考える2回めの育休でやりたいこと

次女が産まれて1か月。怒涛ではありましたが、比較的平和に過ごしてこれました。新生児期も終わり、これからどうしようかな、私が何にチャレンジしてみようかなというのもそろそろ考えたいです。

1回目の育休を経験しそのあとの生活の中で、家事全般はそれなりにできるようになりました。その中で一つやりたいこととしては、家事のそれぞれに磨きをかけること。料理は、地産地消など地元の食材を使うとか、季節に合わせた料理とか、家族の健康に合わせたものが作れるようになりたい。裁縫は、ボタン・裾直し、アップリケ付けよりもう少しできるようになる。巾着作ったりとか?小学生の頃は意外に得意だったんだけど…いまや縫うと線がジグザグ…。

そういった家庭のため以外にも、自分磨きももちろんしたい。エンジニアとして次の成長にむけてもっと教養を身に着けたいと考えています。ためになる読書を進めていきたいところです。ちょうどいま「エンジニアが読むべきビジネス書一覧」をせこせこと作っています(年内には公開したい!)それをもとに深めていきたいなと思います。抱っこしてても本は読める。教養以外にもエンジニアとしてのベースのスキルアップ活動はしたいです。プログラミング、アーキテクチャ考察、そのほか新しい技術のキャッチアップなど。この辺まで来ると現実問題かなりお腹いっぱい。(この参加しているアドベントカレンダーでは、育児しながらの勉強や自分戦略などの記事がたくさん書かれそうです。ぜひ参考にしたいです。)

長女の育児休業の時にこんなポストをかいていました→男性が育児休業をとるとどんな生活をするのか? これみると…「自分の時間は多い」とか言ってる!!いまそんな時間は寝るまでの2時間くらいしかないのだが。奥さんの床上げが終わったら徐々に家事を分担して、余裕を持てると良いな。

そんなことを書いてはいるものの、心境の変化としては、慌てなくてもええんちゃう?っていう気持ちも芽生えていることも正直なところです。ぐっっと家族のために尽くしてもいいんじゃないか、その結果、自分が(人間的に)成長するという側面もあるんじゃないか。しっかり潜り込んでこそ見えることがあるのかなと思い始めています(実感として平日に自分が住む地域の人たちと交流をすることによっても感じます)。いままでは「エンジニアとしてどう成長するか?その成長手段は。「技術の記事読もう、勉強会に行かなくちゃっ!」)」についてはよく考えていましたが、それによっておおきな転換(変革)を得られていないかなと感じています。小さな改善で止まっている。ここいらでもう少し内省することによっても、モードチェンジするための蓄積が、今回の育休なのかもしれないと。人間的に成長ができたら、次のステップに行く準備ができるのかもしれないとも感じているところです。

家事・育児は手足はよく使いますが頭が空いていることは多いので、次のステップに向けた考え事に脳みそを使うのが良いかもしれないです。

エンジニアへの育児休業のすすめ

厚労省などの統計情報を見ていると、育児休業を取得している男性は6.16%(平成30年度)。さらに半年以上の期間を取得している人はそのなかで5%くらい。年間の出生数が90万人くらいらしいので、そうすると、自分のように半年以上の育児休業を取得している男性は全国に年間2,000人ほどいらっしゃることになります。(計算もしくは、統計情報の見方を間違えていたらご指摘ください)

ぜひこの数はシステムエンジニアから増やしていきたい。パソコンとインターネットがあれば仕事ができ、クラウドの普及でより物理的な場所から解放される可能性がある職種です。テレワークやリモートコミュニケーションツールの普及もあります。いろいろな工夫を考えることを生業としている職業として、いま以上に男性の育休が進む方法を考えていきたいですね。

その中で自分は、これまでの経験から、育休をとろうとする人をお手伝いしたり、育休をとろうとする人がいるチームをお手伝いしたりするといった関わり方もしていきたいと思っています。

おわり

2回めの育児休業ということで、思っていることを書いてみました。ちょっと駄文気味。育休自体はまだ7カ月残っているわけで、それは楽しみたいし、よく考えながら生活していきたいなと書きながら思いました。また中間報告はどこかでしたいと思います。さて、明日3日のアドベントカレンダーは高校の同級生の田地くんの投稿です。こんなつながり方をするなんて世間は狭いっすねぇ。「育児しながらの勉強スタイルとか」とか。楽しみ!!

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